この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ずっと傍に……
第10章 新しい世界…
「ごめん…こいつ幼馴染なんだ。テンション高くて煩わしいけど悪い奴じゃないから許してやって」
「はぁ?何?その上から目線。むかつく」
「初対面の相手に、あんなテンションで自己紹介するやつがあるかよ。時と場合考えろっていっつも言ってるだろうが」
「やっぱりむかつく。大地の分際で説教なんてありえないんだけど?」
「分際ってなんだよ。」
「分際は分際よ。小さい頃、いじめにあってた時に助けたのは誰よ。道端に繋がれている犬が恐いって泣いてる大地のを手を引いて連れて帰ってあげたのは誰よ。えっ?」
「そっ…そんな小さい頃の話持ち出すなよ」
ふたりのやり取りを聞いていて噴き出した。
ふたりに睨まれても笑いがおさまることがなかった。
お腹を抱えて笑うとはこういうことなんだと思いながら笑い続けた。
「ひなっち笑いすぎ!!」
「ごめんごめん…大地くんが言い負かされてるから…池田さん凄いね」
「ひなっち。池田さんはダメだよ。めぐちゃんって呼んで!!」
いつの間にか私はひなっちになっていて、私もめぐちゃんと呼ぶことになった。
「はぁ?何?その上から目線。むかつく」
「初対面の相手に、あんなテンションで自己紹介するやつがあるかよ。時と場合考えろっていっつも言ってるだろうが」
「やっぱりむかつく。大地の分際で説教なんてありえないんだけど?」
「分際ってなんだよ。」
「分際は分際よ。小さい頃、いじめにあってた時に助けたのは誰よ。道端に繋がれている犬が恐いって泣いてる大地のを手を引いて連れて帰ってあげたのは誰よ。えっ?」
「そっ…そんな小さい頃の話持ち出すなよ」
ふたりのやり取りを聞いていて噴き出した。
ふたりに睨まれても笑いがおさまることがなかった。
お腹を抱えて笑うとはこういうことなんだと思いながら笑い続けた。
「ひなっち笑いすぎ!!」
「ごめんごめん…大地くんが言い負かされてるから…池田さん凄いね」
「ひなっち。池田さんはダメだよ。めぐちゃんって呼んで!!」
いつの間にか私はひなっちになっていて、私もめぐちゃんと呼ぶことになった。