この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ずっと傍に……
第10章 新しい世界…
「ごめん…こいつ幼馴染なんだ。テンション高くて煩わしいけど悪い奴じゃないから許してやって」

「はぁ?何?その上から目線。むかつく」

「初対面の相手に、あんなテンションで自己紹介するやつがあるかよ。時と場合考えろっていっつも言ってるだろうが」

「やっぱりむかつく。大地の分際で説教なんてありえないんだけど?」

「分際ってなんだよ。」

「分際は分際よ。小さい頃、いじめにあってた時に助けたのは誰よ。道端に繋がれている犬が恐いって泣いてる大地のを手を引いて連れて帰ってあげたのは誰よ。えっ?」

「そっ…そんな小さい頃の話持ち出すなよ」

ふたりのやり取りを聞いていて噴き出した。
ふたりに睨まれても笑いがおさまることがなかった。
お腹を抱えて笑うとはこういうことなんだと思いながら笑い続けた。

「ひなっち笑いすぎ!!」

「ごめんごめん…大地くんが言い負かされてるから…池田さん凄いね」

「ひなっち。池田さんはダメだよ。めぐちゃんって呼んで!!」

いつの間にか私はひなっちになっていて、私もめぐちゃんと呼ぶことになった。
/1528ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ