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ずっと傍に……
第10章 新しい世界…
「めぐちゃんは大地くんと仲がいいね。こんな大地くん初めて見た」
その言葉にめぐちゃんの顔がほんのり赤らんだ。
そういうことかと感が働く。
大地くんを見れば、大地くんも照れているようで2人は満更でもなさそうだった。
「ふたりはつきあってるの?」
「はぁ?何言ってんだよ」
「馬鹿な事言わないで!!」
私の言葉に一斉に否定しても、その慌てぶりが否定にはなってはいなかった。
大地くんに、こんな素敵な女性がいるなんて知らなくて、でも一緒にいる大地くんは楽しそうで、私の罪悪感が少し薄れる。
そこからは3人でキャンパスをまわり、結局は何も入らずに帰ることになった。
「次の駅で私降りるね。」
帰りの方向も一緒だったので途中まで一緒に帰り、友紀也の家がある駅で降りることを告げると、大地くんの眉毛が少し上がる。
そして何か納得したかのように頷いた。
「彼氏の家?」
「うん…一緒に帰れなくごめんね」
「彼氏が第一だろう?今日は…話せてよかったよ」
「私も…」
そう言ってお互いに握手を交わして電車を降り、夕食の買い物をして向かった。
その言葉にめぐちゃんの顔がほんのり赤らんだ。
そういうことかと感が働く。
大地くんを見れば、大地くんも照れているようで2人は満更でもなさそうだった。
「ふたりはつきあってるの?」
「はぁ?何言ってんだよ」
「馬鹿な事言わないで!!」
私の言葉に一斉に否定しても、その慌てぶりが否定にはなってはいなかった。
大地くんに、こんな素敵な女性がいるなんて知らなくて、でも一緒にいる大地くんは楽しそうで、私の罪悪感が少し薄れる。
そこからは3人でキャンパスをまわり、結局は何も入らずに帰ることになった。
「次の駅で私降りるね。」
帰りの方向も一緒だったので途中まで一緒に帰り、友紀也の家がある駅で降りることを告げると、大地くんの眉毛が少し上がる。
そして何か納得したかのように頷いた。
「彼氏の家?」
「うん…一緒に帰れなくごめんね」
「彼氏が第一だろう?今日は…話せてよかったよ」
「私も…」
そう言ってお互いに握手を交わして電車を降り、夕食の買い物をして向かった。