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ずっと傍に……
第10章 新しい世界…
「入学のお祝いです」
思ってもいなかったプレゼントに心弾ませながら開けると、シルバーのシンプルな指輪が入っていた。
「陽葵が僕のだという証です…よければ大学にはめていってください。…ずっと僕を傍にいさせてください」
―――――ずっと僕を傍に…
その言葉に涙が流れそうになる。
こんなにも愛されていいのだろうかと怖くなる程、私は友紀也に愛されていた。
その想いがうれしくて私は指輪を友紀也に渡して右手を差し出した。
友紀也は何も言わずに薬指に指輪をはめた。
「ずっと…つけてる。どこにいても友紀也と一緒…私もそれがいい」
「よかった…あまりにも束縛しすぎて引かれるかとドキドキしてたんですよ…僕も陽葵が傍に感じられるように」
友紀也は同じ場所からおそろいの指輪を出して私に見せてくれた。
「お揃いです。さすがに学校で指輪は無理なので持ち運ぶことになりますが、それ以外はずっとつけているつもりです。これでずっと一緒ですよ」
初めてのお揃いのものにうれしくなって友紀也に抱き付いた。
友紀也が愛おしすぎて私の方からキスをして友紀也を愛していく。
友紀也は指輪を左手にして、絡ませた指と指に光るリング。
激しく動けばカツンと音が鳴り響く。
それは私たちの愛の音。
一生鳴り響く、2人だけの音…
思ってもいなかったプレゼントに心弾ませながら開けると、シルバーのシンプルな指輪が入っていた。
「陽葵が僕のだという証です…よければ大学にはめていってください。…ずっと僕を傍にいさせてください」
―――――ずっと僕を傍に…
その言葉に涙が流れそうになる。
こんなにも愛されていいのだろうかと怖くなる程、私は友紀也に愛されていた。
その想いがうれしくて私は指輪を友紀也に渡して右手を差し出した。
友紀也は何も言わずに薬指に指輪をはめた。
「ずっと…つけてる。どこにいても友紀也と一緒…私もそれがいい」
「よかった…あまりにも束縛しすぎて引かれるかとドキドキしてたんですよ…僕も陽葵が傍に感じられるように」
友紀也は同じ場所からおそろいの指輪を出して私に見せてくれた。
「お揃いです。さすがに学校で指輪は無理なので持ち運ぶことになりますが、それ以外はずっとつけているつもりです。これでずっと一緒ですよ」
初めてのお揃いのものにうれしくなって友紀也に抱き付いた。
友紀也が愛おしすぎて私の方からキスをして友紀也を愛していく。
友紀也は指輪を左手にして、絡ませた指と指に光るリング。
激しく動けばカツンと音が鳴り響く。
それは私たちの愛の音。
一生鳴り響く、2人だけの音…