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ずっと傍に……
第2章 先生が好き…
きっと先生は、私が泣いている理由なんて分からない。
好きで好きで…好きすぎて苦しくて、自分でもどうしようもない程、先生を好きなことを分かってはくれない。

「どうしたんですか?急に…お腹の調子でも悪いですか?」

見当はずれの問いに、涙も引っ込みそうになった。
それでも、先生の手が私の頭を撫でてくれて、うれしくて、また涙が溢れてきた。

「…先生…好きです…好きなんです」

知らず知らずのうちに想いが口から零れていく。
ただ単に憧れてるだけじゃない。
真剣に先生の事が好きだってこと分かってほしい。

「そんなことは知っていますよ。」

いつものように軽い気持ちだと受け止めて流す先生のシャツをクシャリと握りしめて、涙目で真剣に見つめ思いのたけをぶつけた

「憧れじゃない…真剣に先生の事が好き…他の生徒と同じに見ないで。一人の女として私を見て」

真剣に今の想いを口にしても先生の口から出る言葉は、残酷にもいつもと変わらない言葉だった。

「何度も言ってますが、生徒と先生ですよ。年の近い人を好きになりなさい」

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