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ずっと傍に……
第11章 嫉妬と牽制…
「大地くん。めぐちゃん。ごめんね。チーズケーキはまた今度!!」
手を振って車に乗り込むと、友紀也は黙って車を発進させた。
どこに行くのかと聞きたくても聞ける雰囲気ではない。
ただ、友紀也の機嫌が悪いことだけが手に取るように分かり、こんな友紀也は初めてでどうしていいのか分からない。
謝ればいいのかとも思ったけど、何をどう謝って良いのかも分からなかった。
車は友紀也の家の駐車場に止まった。
何も言わずに車を降りる友紀也について私も降りて友紀也の後を追う。
部屋についても友紀也は何も話さなかった。
ただソファーに深く座り、大きく息を吐く。
「会いたかったのは…僕だけでしょうか?」
何かを話さなければと考えていると友紀也が口を開いた。
何も答えない私に言葉を続ける。
「今週末も会えないのでどうしても会いたくて…無理を言って午後休を貰ったのですが…驚く顔を見たくて…喜ぶ顔を見たくて…迷惑でしたか?」
友紀也の声音に反して、私の心は跳ね踊りうれしくなる。
私は友紀也の横に座って、友紀也に触れるだけのキスをした。
手を振って車に乗り込むと、友紀也は黙って車を発進させた。
どこに行くのかと聞きたくても聞ける雰囲気ではない。
ただ、友紀也の機嫌が悪いことだけが手に取るように分かり、こんな友紀也は初めてでどうしていいのか分からない。
謝ればいいのかとも思ったけど、何をどう謝って良いのかも分からなかった。
車は友紀也の家の駐車場に止まった。
何も言わずに車を降りる友紀也について私も降りて友紀也の後を追う。
部屋についても友紀也は何も話さなかった。
ただソファーに深く座り、大きく息を吐く。
「会いたかったのは…僕だけでしょうか?」
何かを話さなければと考えていると友紀也が口を開いた。
何も答えない私に言葉を続ける。
「今週末も会えないのでどうしても会いたくて…無理を言って午後休を貰ったのですが…驚く顔を見たくて…喜ぶ顔を見たくて…迷惑でしたか?」
友紀也の声音に反して、私の心は跳ね踊りうれしくなる。
私は友紀也の横に座って、友紀也に触れるだけのキスをした。