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ずっと傍に……
第11章 嫉妬と牽制…
店までは車で20分程で到着、平日ということで並んでいる人はいなかったが、それでも満席で待つことになった。
「あれ~?ひなっちと彼氏さんだ」
椅子に座って待とうと腰を下ろしかけた時、店内から知っている声が聞こえてきた。
中を覗くと、窓際に座っているのはめぐちゃんだった。
軽く手を振って、それで終わらせようとしても何も知らないめぐちゃんは駆け寄り一緒に座って食べようと誘ってくれた。
それは気まずいと断ろうとすると私の代わりに爽やかな笑顔で応えていた。
「ご一緒しても水無月くんは嫌ではありませんか?」
「大丈夫大丈夫!ひなっちはお友達だもん。その彼氏さんだったら大歓迎!!早く注文しよう!!」
強引に手を引かれて連れて行かれる後ろを友紀也はニコニコ顔でついてくる。
いったい何を考えているのか、私には分からない。
「ご一緒してもかまわないですか?」
「あっ…はい。全然大丈夫です。どうぞ…」
何に緊張しているのか、大地くんの表情は硬く動きが鈍い。
それとは対照的で優雅に振舞う姿は流石大人といった感じだった。
「あれ~?ひなっちと彼氏さんだ」
椅子に座って待とうと腰を下ろしかけた時、店内から知っている声が聞こえてきた。
中を覗くと、窓際に座っているのはめぐちゃんだった。
軽く手を振って、それで終わらせようとしても何も知らないめぐちゃんは駆け寄り一緒に座って食べようと誘ってくれた。
それは気まずいと断ろうとすると私の代わりに爽やかな笑顔で応えていた。
「ご一緒しても水無月くんは嫌ではありませんか?」
「大丈夫大丈夫!ひなっちはお友達だもん。その彼氏さんだったら大歓迎!!早く注文しよう!!」
強引に手を引かれて連れて行かれる後ろを友紀也はニコニコ顔でついてくる。
いったい何を考えているのか、私には分からない。
「ご一緒してもかまわないですか?」
「あっ…はい。全然大丈夫です。どうぞ…」
何に緊張しているのか、大地くんの表情は硬く動きが鈍い。
それとは対照的で優雅に振舞う姿は流石大人といった感じだった。