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ずっと傍に……
第11章 嫉妬と牽制…
友紀也は椅子の背もたれに寄りかかり珈琲を飲みながら、目の前で美味しくケーキを食べているめぐちゃんを褒めた。
めぐちゃんは頬を赤らめ、はにかみながら友紀也に微笑み返す。
その瞬間に、幸せだった私の心は静まり返り、めぐちゃんに対して嫌な感情が芽生える。
めぐちゃんに笑顔を向けて欲しくなくて友紀也の服を引っ張ると、めぐちゃんに向けた笑顔を私に向けられ、それが嫌で顔をそむけた。
「陽葵…どうしましたか?」
不可解な私の行動に、友紀也の手が私の頭を撫でる。
振り向かない私の髪の毛を耳にかけながらうなじを触られゾクリと身体が反応した。
「陽葵…口で言わないと分かりませんよ」
うなじを触っていた手を頭に添えて無理やり友紀也の方に顔を向けられ、そのまま引き寄せられて友紀也の肩に顔を埋める形となった。
「陽葵も可愛いですよ。」
耳元でボソリと囁かれた言葉は私の心を鷲掴みにされて、ぎゅっと友紀也に抱き付いた。
「キャ――――ッ!!ひなっちラブラブぅ」
めぐちゃんは頬を赤らめ、はにかみながら友紀也に微笑み返す。
その瞬間に、幸せだった私の心は静まり返り、めぐちゃんに対して嫌な感情が芽生える。
めぐちゃんに笑顔を向けて欲しくなくて友紀也の服を引っ張ると、めぐちゃんに向けた笑顔を私に向けられ、それが嫌で顔をそむけた。
「陽葵…どうしましたか?」
不可解な私の行動に、友紀也の手が私の頭を撫でる。
振り向かない私の髪の毛を耳にかけながらうなじを触られゾクリと身体が反応した。
「陽葵…口で言わないと分かりませんよ」
うなじを触っていた手を頭に添えて無理やり友紀也の方に顔を向けられ、そのまま引き寄せられて友紀也の肩に顔を埋める形となった。
「陽葵も可愛いですよ。」
耳元でボソリと囁かれた言葉は私の心を鷲掴みにされて、ぎゅっと友紀也に抱き付いた。
「キャ――――ッ!!ひなっちラブラブぅ」