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ずっと傍に……
第11章 嫉妬と牽制…
ハッとして友紀也から離れても遅くて、めぐちゃんは顔を赤らめながらも興奮した面持ちで瞳をキラキラと輝かせていた。
「やっぱり年上だと違うんだぁ~~いいなぁ~ひなっち。そんな甘やかしてくれる彼氏が欲しい~~」
「年上でも年下でも変わりはないと思いますよ。要は相手をどれだけ愛しているかだと僕は思います」
「沢渡さんは、ひなっちの事愛してるんですか?」
「もちろんですよ。愛しているからこそ大事にしたいと思っています。陽葵は僕の宝物ですから」
そう言って頬に触れるだけのキスをすれば、めぐちゃんはキャーキャーと一人騒いでいた。
それに比べて大地くんの突き刺さるような冷たい視線に、どうしてそんな瞳で私を見るのかと怖くなる。
「陽葵、次はどこに行きたいですか?決まってますか?」
めぐちゃんのキャーキャーと黄色い声を余所に、友紀也はいたって平然と次の事を考えていた。
次と言われても行きたい場所もなく、友紀也と一緒ならどこでも良いというのが本音。
「やっぱり年上だと違うんだぁ~~いいなぁ~ひなっち。そんな甘やかしてくれる彼氏が欲しい~~」
「年上でも年下でも変わりはないと思いますよ。要は相手をどれだけ愛しているかだと僕は思います」
「沢渡さんは、ひなっちの事愛してるんですか?」
「もちろんですよ。愛しているからこそ大事にしたいと思っています。陽葵は僕の宝物ですから」
そう言って頬に触れるだけのキスをすれば、めぐちゃんはキャーキャーと一人騒いでいた。
それに比べて大地くんの突き刺さるような冷たい視線に、どうしてそんな瞳で私を見るのかと怖くなる。
「陽葵、次はどこに行きたいですか?決まってますか?」
めぐちゃんのキャーキャーと黄色い声を余所に、友紀也はいたって平然と次の事を考えていた。
次と言われても行きたい場所もなく、友紀也と一緒ならどこでも良いというのが本音。