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ずっと傍に……
第11章 嫉妬と牽制…
「決まってなければ、花火でも見に行きませんか?そこまで大きくはないですが、縁日と一緒に花火が上がる場所があるんです。今日は僕の家に泊まるので帰る時間を気にせずにすみますしどうでしょうか?」
今年はどこの花火も行ってない事に気がつき、夏も終わろうとしているこの季節に見に行くのもいいかもしれない。
「花火見たい!!」
「では、決まりですね。」
私の行きたいの一言で行き先が決まった。
めぐちゃんも行きたそうな雰囲気をだしていたけど、さすがにこれ以上は一緒にいてヤキモキしたくなかった。
それに、最後まで突き刺さるような視線を送る大地くんから逃げ出したくもあった。
帰り際、友紀也は自然とふたりの分のお金も払う姿にも大地くんの冷たい視線は変わることはなかった。
外に出てふたりに別れを告げて駐車場に向かう間、友紀也はずっと私の腰に手を回して歩く。
いつもは手を繋ぐのにどうしてだろうと顔を見上げても、その表情からは何も読み取ることは出来なかった。
今年はどこの花火も行ってない事に気がつき、夏も終わろうとしているこの季節に見に行くのもいいかもしれない。
「花火見たい!!」
「では、決まりですね。」
私の行きたいの一言で行き先が決まった。
めぐちゃんも行きたそうな雰囲気をだしていたけど、さすがにこれ以上は一緒にいてヤキモキしたくなかった。
それに、最後まで突き刺さるような視線を送る大地くんから逃げ出したくもあった。
帰り際、友紀也は自然とふたりの分のお金も払う姿にも大地くんの冷たい視線は変わることはなかった。
外に出てふたりに別れを告げて駐車場に向かう間、友紀也はずっと私の腰に手を回して歩く。
いつもは手を繋ぐのにどうしてだろうと顔を見上げても、その表情からは何も読み取ることは出来なかった。