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ずっと傍に……
第11章 嫉妬と牽制…
「陽葵ちゃん、気に入ってくれたみたいね。これを見ないと夏は終われないわよね」
「久しぶりに見たけど…圧巻の一言…連れてきてよかった」
まだ興奮してテンションが上がっている私を見て友紀也は嬉しそうに微笑んでいた。
それからは、今帰ると人の波に飲み込まれるという理由から30分程のんびりして帰ることになった。
帰りは友紀也の車を直海さんが運転して竹吉さんの家に向かい、歩いてこれる距離というだけあって車の渋滞にはまりながらも30分程で到着した。
「陽葵ちゃん。遠慮しないですね。ふたりはまだ飲むんでしょう?」
「ああ。そのつもりで買ってきてるだろう。友紀也とことん飲もうぜ!!」
リビングの横の畳の部屋には、こうなることを予想していたのか宴会の用意ができていた。
そこに座るふたりに直海さんは焼酎を出して、私たちはリビングでお茶を飲むことにした。
「友紀也が彼女を紹介するって初めてなのよ。陽葵ちゃんが好きで仕方がないのね」
「友紀也って…どんな感じだったんですか?」
私の知らなかった頃の友紀也を知りたくて聞けば、直海さんは、う~んと考えて笑った。
「久しぶりに見たけど…圧巻の一言…連れてきてよかった」
まだ興奮してテンションが上がっている私を見て友紀也は嬉しそうに微笑んでいた。
それからは、今帰ると人の波に飲み込まれるという理由から30分程のんびりして帰ることになった。
帰りは友紀也の車を直海さんが運転して竹吉さんの家に向かい、歩いてこれる距離というだけあって車の渋滞にはまりながらも30分程で到着した。
「陽葵ちゃん。遠慮しないですね。ふたりはまだ飲むんでしょう?」
「ああ。そのつもりで買ってきてるだろう。友紀也とことん飲もうぜ!!」
リビングの横の畳の部屋には、こうなることを予想していたのか宴会の用意ができていた。
そこに座るふたりに直海さんは焼酎を出して、私たちはリビングでお茶を飲むことにした。
「友紀也が彼女を紹介するって初めてなのよ。陽葵ちゃんが好きで仕方がないのね」
「友紀也って…どんな感じだったんですか?」
私の知らなかった頃の友紀也を知りたくて聞けば、直海さんは、う~んと考えて笑った。