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ずっと傍に……
第11章 嫉妬と牽制…
話の流れで私たちの出会いになり、どう話して良いのか分からず黙り込むと、後ろで飲み続ける友紀也に直海さんは声をかけた。
「友紀也~。陽葵ちゃんとのなれそめ聞きたいんだけど?聞いちゃダメだったかな?」
友紀也は少し考えたあと、私の顔を見て何かを察してくれたらしく、あ~と納得して躊躇なく答えていた。
「僕が教師をしている時に、陽葵と出逢ってね…陽葵は高校2年だったね」
そう口にした途端、竹吉さんは飲んでいた焼酎を噴き出していた。
「お前…教え子に手を出したのか?」
「手は出してないよ。好きになってつきあってただけで…卒業してから結ばれたよ」
結ばれたの一言に顔から火が出るほど恥ずかしくて両手で顔を覆った。
「友紀也、露骨すぎだって。陽葵ちゃん恥ずかしがってるから。それにしても…教え子とは…予想外すぎる」
「予想外通りすぎて犯罪だろう?」
「捕まるのは友紀也だけだからいいんじゃない?陽葵ちゃんは無傷よ」
途中からふたりは面白がっているのかケラケラと笑いながら楽しそうだった。
私は恥ずかしいのと、あっさりと暴露した友紀也に驚いて押し黙っていた。
「友紀也~。陽葵ちゃんとのなれそめ聞きたいんだけど?聞いちゃダメだったかな?」
友紀也は少し考えたあと、私の顔を見て何かを察してくれたらしく、あ~と納得して躊躇なく答えていた。
「僕が教師をしている時に、陽葵と出逢ってね…陽葵は高校2年だったね」
そう口にした途端、竹吉さんは飲んでいた焼酎を噴き出していた。
「お前…教え子に手を出したのか?」
「手は出してないよ。好きになってつきあってただけで…卒業してから結ばれたよ」
結ばれたの一言に顔から火が出るほど恥ずかしくて両手で顔を覆った。
「友紀也、露骨すぎだって。陽葵ちゃん恥ずかしがってるから。それにしても…教え子とは…予想外すぎる」
「予想外通りすぎて犯罪だろう?」
「捕まるのは友紀也だけだからいいんじゃない?陽葵ちゃんは無傷よ」
途中からふたりは面白がっているのかケラケラと笑いながら楽しそうだった。
私は恥ずかしいのと、あっさりと暴露した友紀也に驚いて押し黙っていた。