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ずっと傍に……
第11章 嫉妬と牽制…
「本当に先に寝てしまって申し訳ない…そんなに飲んだ覚えはないのですが…迷惑はかけなかったですか?」
いつの間にか口調が元に戻っていることがおかしくてクスクスと笑うと不思議な顔をしていた。
「口調がもとに戻ったなと思って…」
「あ~…何か覚えてますね…違和感があると思いながら竹猿と話しているといつの間にか…それでも、やっぱりこっちのほうが落ち着きます」
私も今のままの方が良いと言えば、よかったですと微笑む。
「それより、私と出逢ったのが高校の時だって言った時はびっくりしたよ。言ってよかったの?」
私の言葉に、う~んと唸りながら苦笑いをしている友紀也を見て、もしかして覚えていないのかと焦ったけど、ちゃんと覚えていた。
「まぁ…ふたりには話して良いとも思ってましたから…僕の一番の理解者ですからね…陽葵にも言おうとは前から思ってましたが、宮崎さんや神鳥さんに言ってもいいですよ。あのふたりなら誰かに言うことはないでしょうし…一番の親友に話せないのは辛いでしょう?」
「話ていいの?」
「ええ…卒業して半年は過ぎましたし、どのタイミングで話すかは陽葵に任せますよ」
その言葉にうれしくも、そしてホッとする。
いつの間にか口調が元に戻っていることがおかしくてクスクスと笑うと不思議な顔をしていた。
「口調がもとに戻ったなと思って…」
「あ~…何か覚えてますね…違和感があると思いながら竹猿と話しているといつの間にか…それでも、やっぱりこっちのほうが落ち着きます」
私も今のままの方が良いと言えば、よかったですと微笑む。
「それより、私と出逢ったのが高校の時だって言った時はびっくりしたよ。言ってよかったの?」
私の言葉に、う~んと唸りながら苦笑いをしている友紀也を見て、もしかして覚えていないのかと焦ったけど、ちゃんと覚えていた。
「まぁ…ふたりには話して良いとも思ってましたから…僕の一番の理解者ですからね…陽葵にも言おうとは前から思ってましたが、宮崎さんや神鳥さんに言ってもいいですよ。あのふたりなら誰かに言うことはないでしょうし…一番の親友に話せないのは辛いでしょう?」
「話ていいの?」
「ええ…卒業して半年は過ぎましたし、どのタイミングで話すかは陽葵に任せますよ」
その言葉にうれしくも、そしてホッとする。