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ずっと傍に……
第12章 心友…
どうしたらいつものふたりに戻るのかと考えても、ふたりが友紀也の事を受け入れない限り無理だと頭を抱える。
「ね~…桜木…先生??」
頭を抱えていると、咲が恐る恐る口を開いた。
「何ですか?咲さん」
「えーっと…本当に桜木先生なんですよね?」
確認するかのように言葉にする咲に友紀也はクスリッと笑った。
「この姿が信じられませんか?」
「…はい…学校の時の姿と全然違うし…気がつきもしなかったです…」
「そうですか…陽葵、よかったら説明してあげてください。」
友紀也に言われて説明することにした。
話しているうちにふたりは緊張も取れたのか、最後の方はリラックスしていつもの千佳と咲に戻っていた。
「先生。今日はごちそうさまでした。千佳、陽葵またね」
「うん。また連絡するね」
「また遊ぼうね」
先に降りる咲に手を振って車は発進した。
少し車が進むと後ろから千佳が抱き付いてくる。
「陽葵…よかったね。先生と気持ちが通じて。」
「ありがとう…でも言うのが遅くなってごめんね」
どうしてもあと一回謝りたくて言葉にすると、良い子良い子と頭を撫でてくれる。
「ね~…桜木…先生??」
頭を抱えていると、咲が恐る恐る口を開いた。
「何ですか?咲さん」
「えーっと…本当に桜木先生なんですよね?」
確認するかのように言葉にする咲に友紀也はクスリッと笑った。
「この姿が信じられませんか?」
「…はい…学校の時の姿と全然違うし…気がつきもしなかったです…」
「そうですか…陽葵、よかったら説明してあげてください。」
友紀也に言われて説明することにした。
話しているうちにふたりは緊張も取れたのか、最後の方はリラックスしていつもの千佳と咲に戻っていた。
「先生。今日はごちそうさまでした。千佳、陽葵またね」
「うん。また連絡するね」
「また遊ぼうね」
先に降りる咲に手を振って車は発進した。
少し車が進むと後ろから千佳が抱き付いてくる。
「陽葵…よかったね。先生と気持ちが通じて。」
「ありがとう…でも言うのが遅くなってごめんね」
どうしてもあと一回謝りたくて言葉にすると、良い子良い子と頭を撫でてくれる。