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ずっと傍に……
第13章 それぞれの誕生日…
「陽葵…まだ先の話です…陽葵にはきちんと大学を卒業してほしい。それからでいいんです。僕と…一緒になってくれませんか?」
顔を上げると真剣な表情をした友紀也が私を見つめ、最高の言葉を私にくれた。
「僕と…結婚してください」
その瞬間、周りの音が全て消え、聞こえるのは友紀也の言葉だけ。
『結婚してください』の言葉が頭の中に木霊して涙が溢れてくる。
とめどなく流れる涙を拭うことなく私は友紀也を見つめたまま涙を流していた。
「私で…いいの?」
うれしくて、直ぐにでも頷きたいのに、こんな私で良いのかと聞いてしまった。
友紀也は真剣だった表情を緩ませ、いつもの優しい表情で伝えてくれる。
「ええ。陽葵がいいんです。陽葵じゃないと駄目なんです。だから…僕の傍にいてください。ずっと…死ぬその時まで僕の傍にいてください」
その言葉に頷かないはずがない。
ずっと欲しかった言葉。
友紀也と共に生きていける人生を手離すわけがない。
「はい…ずっと傍にいます…ずっとずっと…何があろうとも友紀也の傍にいたい」
顔を上げると真剣な表情をした友紀也が私を見つめ、最高の言葉を私にくれた。
「僕と…結婚してください」
その瞬間、周りの音が全て消え、聞こえるのは友紀也の言葉だけ。
『結婚してください』の言葉が頭の中に木霊して涙が溢れてくる。
とめどなく流れる涙を拭うことなく私は友紀也を見つめたまま涙を流していた。
「私で…いいの?」
うれしくて、直ぐにでも頷きたいのに、こんな私で良いのかと聞いてしまった。
友紀也は真剣だった表情を緩ませ、いつもの優しい表情で伝えてくれる。
「ええ。陽葵がいいんです。陽葵じゃないと駄目なんです。だから…僕の傍にいてください。ずっと…死ぬその時まで僕の傍にいてください」
その言葉に頷かないはずがない。
ずっと欲しかった言葉。
友紀也と共に生きていける人生を手離すわけがない。
「はい…ずっと傍にいます…ずっとずっと…何があろうとも友紀也の傍にいたい」