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ずっと傍に……
第13章 それぞれの誕生日…
私の想いを告げると、友紀也はホッとした表情をした。
それと同時に店内から割れんばかりの拍手が沸き起こった。
そして口々から送られる祝福の言葉。
誕生日のお祝いに続いて、プロポーズのお祝いまでしてもらって恥ずかしいやらうれしいやらで何度も頭を下げてお店を後にした。
手を繋いで歩く私の指には、さっき貰った指輪が光っていた。
それを撫でると本当にプロポーズされたんだと実感できる。
「ありがとう。今までで一番の誕生日のプレゼントだよ。本当にありがとう」
指輪を月の光に照らしながら何度も何度もありがとうと告げると、月に照らしている手を取られ抱きしめられた。
「僕のプロポーズを受けてくれたありがとう。陽葵が大学を卒業したら籍を入れたいと思っています。それまでは学業に励んでください。結婚しても大学で習った事はきっと役に立ちますから」
「うん。きちんと卒業する。そして友紀也の力になりたい。今日は本当にありがとう」
友紀也の腕の中から顔を上げて告げると、唇が重なる。
「早く帰りましょう…陽葵を抱きたい」
その言葉に頷くと、タクシーを止めて家に戻る。
それと同時に店内から割れんばかりの拍手が沸き起こった。
そして口々から送られる祝福の言葉。
誕生日のお祝いに続いて、プロポーズのお祝いまでしてもらって恥ずかしいやらうれしいやらで何度も頭を下げてお店を後にした。
手を繋いで歩く私の指には、さっき貰った指輪が光っていた。
それを撫でると本当にプロポーズされたんだと実感できる。
「ありがとう。今までで一番の誕生日のプレゼントだよ。本当にありがとう」
指輪を月の光に照らしながら何度も何度もありがとうと告げると、月に照らしている手を取られ抱きしめられた。
「僕のプロポーズを受けてくれたありがとう。陽葵が大学を卒業したら籍を入れたいと思っています。それまでは学業に励んでください。結婚しても大学で習った事はきっと役に立ちますから」
「うん。きちんと卒業する。そして友紀也の力になりたい。今日は本当にありがとう」
友紀也の腕の中から顔を上げて告げると、唇が重なる。
「早く帰りましょう…陽葵を抱きたい」
その言葉に頷くと、タクシーを止めて家に戻る。