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ずっと傍に……
第13章 それぞれの誕生日…
耳朶を甘噛みし舌を捻じ込まれて、同時にクリを刺激されたら簡単にイカされる。
さっきまで拗ねていたのも忘れて友紀也にしがみつきながら最高の時間を味わう。

「アアアン…イキ…たいっ」

「いいですよ。遠慮しないでイッテください。」

「ンンッ…ダメッ…イクッ…イッちゃう…」

友紀也にしがみつき、抱きしめられながら絶頂を迎えた。
荒い息をしていると、優しく髪の毛を撫でられながら寄り添って時間を費やし、いつのまにか友紀也の腕のなかで眠っていた。
起きたら夕方で帰る時間になっていた。
まだ一緒にいたいのに、友紀也は平気な顔をして私を車に乗せる。

「私が帰っても寂しくないの?」

帰りの車の中でそう聞けば、友紀也の手が私の手を握りしめた。

「寂しいですよ。ですが、ご両親との時間も大切にしてください。2年後には嫌でも離れるんです…それまではご両親に甘えて…ねっ」

その言葉の意味を考えると顔がにやけてしまう。
2年後は私も大学を卒業して、友紀也と結婚する時。
嫌でもパパやママの元から離れると思うと、友紀也の言う通り今だけは両親のもとで過ごすことも大切だと思う。
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