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ずっと傍に……
第13章 それぞれの誕生日…
いつものように車が見えなくなるまで見送って家の中に入ろうとすると、玄関先でばったりとパパに鉢合わせする。
パパの表情は険しくて怒っているようで怖かった。
「今のは…陽葵の彼氏か?」
低い声で聞かれ、パパは消えていった友紀也の車を目で追った。
「…うん…」
そう返事をすると、そうかとだけ呟いて家の中に入って行った。
慌てて追いかけて中に入ると、ネクタイを緩めて上着をママに渡してソファーに座って大きく溜息を付く。
「どうかしたんですか?」
溜息を付いたパパに気がついたママは心配する。
「さっき…陽葵の彼氏を見かけてな」
渋い顔をしながら告げると、ママはなるほどねと納得した表情を見せた。
「今日も送ってもらったのね。」
知っていたんだと驚いているとママは笑いながら言った。
「陽葵に彼氏がいることぐらい知ってますよ。それにアルバイトを始めていつも送ってもらってるんでしょう?」
「そうなのか?」
ママの一言にパパは動揺して慌てふためいている。
「どうなんだ陽葵。まさか…その男に会いたくてアルバイトと嘘をついてるんじゃないだろうな」
パパの表情は険しくて怒っているようで怖かった。
「今のは…陽葵の彼氏か?」
低い声で聞かれ、パパは消えていった友紀也の車を目で追った。
「…うん…」
そう返事をすると、そうかとだけ呟いて家の中に入って行った。
慌てて追いかけて中に入ると、ネクタイを緩めて上着をママに渡してソファーに座って大きく溜息を付く。
「どうかしたんですか?」
溜息を付いたパパに気がついたママは心配する。
「さっき…陽葵の彼氏を見かけてな」
渋い顔をしながら告げると、ママはなるほどねと納得した表情を見せた。
「今日も送ってもらったのね。」
知っていたんだと驚いているとママは笑いながら言った。
「陽葵に彼氏がいることぐらい知ってますよ。それにアルバイトを始めていつも送ってもらってるんでしょう?」
「そうなのか?」
ママの一言にパパは動揺して慌てふためいている。
「どうなんだ陽葵。まさか…その男に会いたくてアルバイトと嘘をついてるんじゃないだろうな」