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ずっと傍に……
第14章 顔合わせ…
ママの言葉がうれしくて、頷く事しかできなかった。
それでも涙を拭いてママとのお昼を楽しんだ後は、ソファーに移動して私が好きなチーズケーキでお茶をする。
これも今日の為に手作りしてくれたママのケーキ。
一口食べると、やっぱり泣けてくる。
そんな私を抱きしめて背中を擦ってもらうと、涙は逆に溢れる。
ママの腕の中でこんなに泣いたのはいつぶりだろうかと思うほど泣いた。
「パパの事は恨まないであげてね…」
少し私の涙がおちつけばママは少しずつ話してくれた。
「パパ…陽葵が可愛くて仕方がないのよ。沢渡さんが良い人だと言うことも分かってるの。だけどね。元教え子とつきあって結婚したってなると風当たりが強いんじゃないか、陽葵が傷つかないかってそれが心配なの…陽葵には泣かない人生を送って欲しい。いつも笑顔でお日様のような人生を歩んで欲しい…陽葵の名前の由来はそこだから…今はパパも意固地になってるだけだから、時間を頂戴…きっとパパも分かってくれるから」
それでも涙を拭いてママとのお昼を楽しんだ後は、ソファーに移動して私が好きなチーズケーキでお茶をする。
これも今日の為に手作りしてくれたママのケーキ。
一口食べると、やっぱり泣けてくる。
そんな私を抱きしめて背中を擦ってもらうと、涙は逆に溢れる。
ママの腕の中でこんなに泣いたのはいつぶりだろうかと思うほど泣いた。
「パパの事は恨まないであげてね…」
少し私の涙がおちつけばママは少しずつ話してくれた。
「パパ…陽葵が可愛くて仕方がないのよ。沢渡さんが良い人だと言うことも分かってるの。だけどね。元教え子とつきあって結婚したってなると風当たりが強いんじゃないか、陽葵が傷つかないかってそれが心配なの…陽葵には泣かない人生を送って欲しい。いつも笑顔でお日様のような人生を歩んで欲しい…陽葵の名前の由来はそこだから…今はパパも意固地になってるだけだから、時間を頂戴…きっとパパも分かってくれるから」