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ずっと傍に……
第15章 新しい生活
ソワソワしていた千佳と咲は、今度は顔を真っ赤にして動揺している様に見えるのは私だけなのか…
「どうしたの?顔真っ赤だよ?」
「…なんか…すごいの見ちゃったなって…あの桜木がって思うとギャップが」
「そうそう…桜木ってあんなに行動スマートなの?さりげなく別れ際にキスするし、それが絵になっていて、見てるこっちが恥ずかしいよ」
いつものことで普通だと思っていることがふたりには新鮮で驚きのようだった。
学校での友紀也しか知らないのならば仕方がないことだけど、いつもはもっと私に甘いとは言えなかった。
「…それにしても広いね…桜木って一人暮らしだったんだよね」
聞いてくる内容はその通りで、ひとり暮らしにしては広すぎる間取り。
「以前はお父様と妹さんが一緒に住んでたみたい。夏なんてバルコニーでBBQできるって言ってたよ。」
ふ~んと言って聞ききながら、女子トークに花が咲く。
どんなに時間が空いても、話せばすぐに高校時代に戻ったような感じで盛り上がれるのは楽しい。
「どうしたの?顔真っ赤だよ?」
「…なんか…すごいの見ちゃったなって…あの桜木がって思うとギャップが」
「そうそう…桜木ってあんなに行動スマートなの?さりげなく別れ際にキスするし、それが絵になっていて、見てるこっちが恥ずかしいよ」
いつものことで普通だと思っていることがふたりには新鮮で驚きのようだった。
学校での友紀也しか知らないのならば仕方がないことだけど、いつもはもっと私に甘いとは言えなかった。
「…それにしても広いね…桜木って一人暮らしだったんだよね」
聞いてくる内容はその通りで、ひとり暮らしにしては広すぎる間取り。
「以前はお父様と妹さんが一緒に住んでたみたい。夏なんてバルコニーでBBQできるって言ってたよ。」
ふ~んと言って聞ききながら、女子トークに花が咲く。
どんなに時間が空いても、話せばすぐに高校時代に戻ったような感じで盛り上がれるのは楽しい。