この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ずっと傍に……
第15章 新しい生活
背中を押されてソファーに座ると、咲が前屈みになって小さい声で聞いてきた。

「ね~…桜木っていつもあんな感じなの?」

「んっ?料理?」

「そうそう」

「いつもは私が作ってるけど、時間がある時とかは作ってくれるかな?だって私より上手だもん」

「それってさ…やりづらくない?」

「全然!!私が作ったものは美味しいって食べてくれる…それにママにね。レシピノート作ってもらったの。だからどうにかね」

ふ~ん…と千佳は友紀也を見ながら不思議に眺めていた。

「陽葵。そろそろできあがりますから皿とお箸だしてください。それと千佳さんと咲さんは飲み物、何がいいですか?」

好きな物を言っていいのか迷っている私は何も言わずにビールを出して持って行った。

「ふたりともビールでしょう?私は梅酒」

友紀也がお鍋を運んで私の横に座った。
まだどこか緊張しているみたいで、プルトップを開けるのに手間をかけながら、4人で乾杯をする。
チビチビ飲む私に比べて、千佳と咲はゴクゴクとビールを喉に流し込み、少しアルコールも入りいつものふたりに戻って行く。
/1528ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ