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ずっと傍に……
第16章 苦悩…
友紀也が心に秘めた思いは私には推し量れないほど熱い。
そして、誰よりも傷ついていた。

「そして最後に…僕に宛てたメッセージがありました…最後まで気にかけてくれてありがとうと…僕は何もしていない…できなかったんですよ…なにがありがとうなんでしょうね…」

悲痛な心の叫びが私の心に伝わり、私は友紀也を抱きしめた。

「ありがとうは…そのままの意味だよ、きっと…。友紀也言ったよね。これからの彼女の事を考えれば中絶しかないって。他の先生と違って先の事まで考えてくれた友紀也だからこそ、彼女はその言葉を残そうとした。生徒ってね。先生の一言一言の言葉の意味を感じ取るんだよ。この先生は本気で言ってくれている、この先生は口先だけだって見抜いてる。叱られる時だってそう。生徒はね、先生の言葉に敏感に反応するんだよ」

数年前まで生徒だったから言える言葉を友紀也に伝えた。
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