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ずっと傍に……
第16章 苦悩…
先生たちは私たちが何も感じないし、気がついていないと思っている。
だけど私たちは少しの変化で相手の想いを推し量る。
この先生は信じていいのかと…
信じるに値すると判断すれば心を開き、そうじゃないと判断すれば拒絶する。
信頼しているふりをして適当に対応する。
学校内だけという小さな世界で連帯感が生まれ、教師を拒絶する。
それはいじめにも通じるものはあると思う。
連帯感で、ひとり違うことをするのが嫌で、いじめに加担する。
その生徒も学校に復帰していじめにあわなければいいと願う。
「その生徒…早く元気になればいいね」
「そうですね…簡単ではないでしょうが…前を向いて歩いて行って欲しいと思います。まだ僕の生徒です。全力で守りたいと思っています…」
「そういう思いが伝わってるんだよ。全てに対してのありがとう…まだまだ大変だろうけど、友紀也は友紀也の思うように…私は応援する。そして何があっても私は友紀也の味方だからね」
だけど私たちは少しの変化で相手の想いを推し量る。
この先生は信じていいのかと…
信じるに値すると判断すれば心を開き、そうじゃないと判断すれば拒絶する。
信頼しているふりをして適当に対応する。
学校内だけという小さな世界で連帯感が生まれ、教師を拒絶する。
それはいじめにも通じるものはあると思う。
連帯感で、ひとり違うことをするのが嫌で、いじめに加担する。
その生徒も学校に復帰していじめにあわなければいいと願う。
「その生徒…早く元気になればいいね」
「そうですね…簡単ではないでしょうが…前を向いて歩いて行って欲しいと思います。まだ僕の生徒です。全力で守りたいと思っています…」
「そういう思いが伝わってるんだよ。全てに対してのありがとう…まだまだ大変だろうけど、友紀也は友紀也の思うように…私は応援する。そして何があっても私は友紀也の味方だからね」