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ずっと傍に……
第16章 苦悩…
「なんかごめんね…」
「いや…仲が良いのは認めるよ。別れても…というか別れた後の方が仲が良いしな」
「仲良いもんね…じゃあ、大地くんは今は恋愛感情とかないんだ?」
「う~ん…それはどうだろう?心配はしてる。幸せになればいいとは思ってる。けど、それが恋愛感情かって言われると分からない…ヒナと付き合った時みたいなドキドキ感はないかな?」
そう話した大地くんの表情は寂しそうでかける言葉を失った。
それでも、私は大地くんとめぐちゃんはお似合いで、2人がつきあえばきっとうまくいくと思う。
中学と違って私たちは大人になり色々な感情を知った今だったらと…思う。
「どこかで…めぐちゃんと話してみるね…けど期待はしないでよ」
大地くんの寂しそうは表情を見たくなくて話を戻した。
その後は、普通の話をしながら家に戻った。