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ずっと傍に……
第16章 苦悩…
マンションの前まで行くと、マンション前にママが立っていた。
「ママ?どうしたの?」
慌ててかけよると心配そうな顔を私に向けた。
何か心配させるようなことしたかなと考えても思い当たる節はない。
「陽葵とお茶しようと思ってケーキ買ってきたんだけど…」
「本当?じゃ、コーヒー入れるから上がって」
歯切れが悪いママを気にしながら部屋に上がってもらった。
初めて足を踏み入れる部屋にママの方が緊張しているようでキョロキョロと見渡している。
「綺麗にしてるのね」
「うん…全てお金は出してもらってるから、家事ぐらいはね…。」
「何もできないと思ってたんだけど…させてなかっただけなのかもしれないわね…それにしても最上階なんて見晴らしも素敵よね。」
バルコニーの窓を開ければ心地よい風が吹き込んでくる。
ママはバルコニーに出て背伸びをして風景を楽しんでいるようだった。
コーヒーを入れ終わって声をかけ、ソファーに座って2週間ぶりにママと話をする。
「ママ?どうしたの?」
慌ててかけよると心配そうな顔を私に向けた。
何か心配させるようなことしたかなと考えても思い当たる節はない。
「陽葵とお茶しようと思ってケーキ買ってきたんだけど…」
「本当?じゃ、コーヒー入れるから上がって」
歯切れが悪いママを気にしながら部屋に上がってもらった。
初めて足を踏み入れる部屋にママの方が緊張しているようでキョロキョロと見渡している。
「綺麗にしてるのね」
「うん…全てお金は出してもらってるから、家事ぐらいはね…。」
「何もできないと思ってたんだけど…させてなかっただけなのかもしれないわね…それにしても最上階なんて見晴らしも素敵よね。」
バルコニーの窓を開ければ心地よい風が吹き込んでくる。
ママはバルコニーに出て背伸びをして風景を楽しんでいるようだった。
コーヒーを入れ終わって声をかけ、ソファーに座って2週間ぶりにママと話をする。