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ずっと傍に……
第18章 うそつき…
私は何もできずにただ友紀也の後ろ姿を見送るしかなかった。
もう少し優しい言葉をかけてくれると思っていたのは私の想い込みで、現実は冷たく、愛されなければこんなに冷たく違うものなのかと、愛されない寂しさが私を襲った。
マンションを見上げると、リビングだけ明かりがついていた部屋は寝室も明かりがつき、そしてリビングの灯りが消えた。
それが何を意味するのか…寝室ですることは一つ…愛を確かめ合うこと…
ポタリポタリと涙が零れてきた。
私はそのまま立ち尽くしたまま泣いた。
私の涙につられたかのように空からも同じだけの涙が落ちてくる。

「友紀也ッ…友紀也っ……」

何度も何度も友紀也の名前を呼んだ。
呼んでも返事が返ってくることはないと分かっていても、愛しい人の名を呼び続けることしかできなかった。
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