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ずっと傍に……
第19章 哀しみの中で…
友紀也はいつもの椅子を引いてくれたので、私は友紀也の横に座った。
机に頬杖をついて部屋の中を見渡せば色々な想いが込み上げてくる。
友紀也と一緒にお昼を食べた日々、誰にも見つからないように愛を育み合った日々、そして身体を重ねたあの日…どれも素敵な想い出ばかりで、私と友紀也の関係が終わっても手離したくないと思えるほど素敵な時間だった。
「きちんとご飯食べてますか?かなり痩せましたね…」
友紀也の視線を感じて目線を上げると、友紀也は寂しそうな視線を向けていた。
「最近は食べるようになったから気にしないで…それより…友紀也も痩せたね…友紀也こそパパになるんだから気を付けないと…」
私の事を心配してくれるのはうれしかったけど、目に見えるほど疲れた感じがして痩せていることが心配になる。
今更私が心配しても大きなお世話かもしれないけど…
「そうですね…この1年クラス内で色々とありましたから…ですが今日で終わりです…新しい場所で気持ちも新たになりますから、元に戻るのも早いでしょう…」
その言葉に本当に学校をやめちゃうんだと寂しくなった。
机に頬杖をついて部屋の中を見渡せば色々な想いが込み上げてくる。
友紀也と一緒にお昼を食べた日々、誰にも見つからないように愛を育み合った日々、そして身体を重ねたあの日…どれも素敵な想い出ばかりで、私と友紀也の関係が終わっても手離したくないと思えるほど素敵な時間だった。
「きちんとご飯食べてますか?かなり痩せましたね…」
友紀也の視線を感じて目線を上げると、友紀也は寂しそうな視線を向けていた。
「最近は食べるようになったから気にしないで…それより…友紀也も痩せたね…友紀也こそパパになるんだから気を付けないと…」
私の事を心配してくれるのはうれしかったけど、目に見えるほど疲れた感じがして痩せていることが心配になる。
今更私が心配しても大きなお世話かもしれないけど…
「そうですね…この1年クラス内で色々とありましたから…ですが今日で終わりです…新しい場所で気持ちも新たになりますから、元に戻るのも早いでしょう…」
その言葉に本当に学校をやめちゃうんだと寂しくなった。