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ずっと傍に……
第19章 哀しみの中で…
どうしていいのかアタフタしているとそのまま手を引かれてバーに連れて行かれた。
「いらっしゃい。恭平…珍しいね。女性連れてくるなんて」
三島さんの知り合いの店らしく、店の人が気さくに話しかけてくれた。
「合コン抜け出してきたんだ…ビールに梅酒頂戴」
空いている席に座りながら、私の好きな梅酒を頼んでいた。
椅子に座ると、スッとおしぼりを渡され一息ついた。
「本当はさ。一時間ぐらいで一人で抜けようと思ってたんだけど…陽葵ちゃんも連れ出した方がいいかなって思って…今更だけど迷惑だった?」
心配そうに見つめてくる視線が恥ずかしくて慌てて首を振った。
「そっか…よかった…でもあれだなぁ…絶対祐樹たちに怒られるだろうな俺…」
シュンとする姿が可愛くて笑っていると、笑い事じゃないと軽く頭をゴツかれて三島さんは太陽のように明るい笑顔で笑った。
「陽葵ちゃんと恵ちゃん?このふたりがメインだから、数合わせの俺が手を出すなって釘を出されてたんだよなぁ…これ絶対怒られるっしょ?俺」
声を出して笑うと、三島さんの手が私の髪の毛をワシャワシャとする。
「いらっしゃい。恭平…珍しいね。女性連れてくるなんて」
三島さんの知り合いの店らしく、店の人が気さくに話しかけてくれた。
「合コン抜け出してきたんだ…ビールに梅酒頂戴」
空いている席に座りながら、私の好きな梅酒を頼んでいた。
椅子に座ると、スッとおしぼりを渡され一息ついた。
「本当はさ。一時間ぐらいで一人で抜けようと思ってたんだけど…陽葵ちゃんも連れ出した方がいいかなって思って…今更だけど迷惑だった?」
心配そうに見つめてくる視線が恥ずかしくて慌てて首を振った。
「そっか…よかった…でもあれだなぁ…絶対祐樹たちに怒られるだろうな俺…」
シュンとする姿が可愛くて笑っていると、笑い事じゃないと軽く頭をゴツかれて三島さんは太陽のように明るい笑顔で笑った。
「陽葵ちゃんと恵ちゃん?このふたりがメインだから、数合わせの俺が手を出すなって釘を出されてたんだよなぁ…これ絶対怒られるっしょ?俺」
声を出して笑うと、三島さんの手が私の髪の毛をワシャワシャとする。