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ずっと傍に……
第19章 哀しみの中で…

「8年かなぁ…結婚まで意識してこれからだっていう時に…好きなやつができたってあっさり俺振られたの…正直凹んだね…そんな素振り見せたことないじゃん。いきなりかよって…でも相手は違ったらしい…理由聞いて納得した」

「理由?」

「そう…仕事忙しくてさ。全然彼女の事かまってやれてなかったんだ。平日も会えない、週末も会えない、電話しても会話もろくにしなくて切ってたし…それが、寂しかったんだって。その穴を埋めてくれた人に惹かれて関係もったって…腹もたったしむかついた…けどさ。そこまで追い詰めたのは俺だし、別れを切り出されるまで気付かなかった俺もどうよ?って感じじゃない?だから…何も言わずに別れた…それから色々なやつに紹介とかしてもらってもピンとこなくて…無理して彼女作って結婚しても上手く行くわけないしって思ったらいつの間にか紹介も断って一人自由の身を謳歌してる」

三島さんの過去を聞きながら自分と重ねてしまう。
好きだった人に急に別れを告げられ、どうしようもない虚無感。
どうして私は捨てられたのか、その相手よりどこが劣っていたのか自分を責めた日々、思い出すとまだ泣きたくなる。
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