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ずっと傍に……
第19章 哀しみの中で…
何をやっているんだろかという思いと、このまま流されたらどんなに楽だろうかと思う気持ちが私の中で交差する。
帰るべきかどうするか考えていると三島さんがシャワー室からできた。
「そんなに緊張しないで…大丈夫だから…おいで」
優しく頭を撫でられ、手を引かれてベッドに向かった。
隅っこにちょこんと座ればクスクスと言う笑い声が聞こえて抱きしめられ、そっとバスローブの紐が解かれた。
首筋を這う舌が、時にはチュッとリップ音をさせて私にマークを付けていく。
久しぶりに感じる人の唇にドキドキが止まらない。
そのままベッドに押し倒され、バスローブははだけて無防備な裸を三島さんに晒した。
いつのまにか硬くなった蕾を触られて身体がビクッと跳ねた。
久しぶりに感じる身体に切なさが込み上げてくる。
愛して…愛しぬいた友紀也と重ね合った私の身体。
愛おしそうに友紀也の手が私の身体を這い、大事に抱いていくれた私の身体。
それなのに、私は今、好きでもない人に抱かれて汚されようとしている。
愛のないSEX…
それは空しいだけだと分かっていたのに、これだったら愛がなくても友紀也に抱かれている方が何倍も幸せだった…
帰るべきかどうするか考えていると三島さんがシャワー室からできた。
「そんなに緊張しないで…大丈夫だから…おいで」
優しく頭を撫でられ、手を引かれてベッドに向かった。
隅っこにちょこんと座ればクスクスと言う笑い声が聞こえて抱きしめられ、そっとバスローブの紐が解かれた。
首筋を這う舌が、時にはチュッとリップ音をさせて私にマークを付けていく。
久しぶりに感じる人の唇にドキドキが止まらない。
そのままベッドに押し倒され、バスローブははだけて無防備な裸を三島さんに晒した。
いつのまにか硬くなった蕾を触られて身体がビクッと跳ねた。
久しぶりに感じる身体に切なさが込み上げてくる。
愛して…愛しぬいた友紀也と重ね合った私の身体。
愛おしそうに友紀也の手が私の身体を這い、大事に抱いていくれた私の身体。
それなのに、私は今、好きでもない人に抱かれて汚されようとしている。
愛のないSEX…
それは空しいだけだと分かっていたのに、これだったら愛がなくても友紀也に抱かれている方が何倍も幸せだった…