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ずっと傍に……
第20章 出逢った意味…
お互いの中間地点辺りの駅で待ち合わせをして、今日は定時に終わると言うことで軽く飲む約束をしていた。
少し待っていれば、人の流れに沿って恭平さんが改札口を出てきた。
「お待たせ。」
「おつかれさま」
軽く挨拶を交わして、恭平さんは何も言わずに私の手を握って歩き出す。
お店に入るとビールと梅酒を頼んで乾杯してたわいもない話で心穏やかな時間を過ごすのか恭平さんとの日常になっていた。
無理なく一緒に時を過ごせる恭平さんは、いつの間にか私の心に住みつき、昔から一緒にいたような気さえする。
「卒業したらどうするの?学校の先生になるの?」
つまみのホッケをつつきながら、恭平さんは私の将来の事を口にした。
教員を目指すなら5月~7月までに願書提出をしなければいけない。
他の道に進むにしろ教員になるにしろ、そろそろ決めないといけない時期にはなっていた。
「…まだ決めていないです。教育学部に入ったのも前の彼氏の影響だったから、絶対に教員になりたいって思いはないんですよ…」
「馬鹿な選択したねっ」
少し待っていれば、人の流れに沿って恭平さんが改札口を出てきた。
「お待たせ。」
「おつかれさま」
軽く挨拶を交わして、恭平さんは何も言わずに私の手を握って歩き出す。
お店に入るとビールと梅酒を頼んで乾杯してたわいもない話で心穏やかな時間を過ごすのか恭平さんとの日常になっていた。
無理なく一緒に時を過ごせる恭平さんは、いつの間にか私の心に住みつき、昔から一緒にいたような気さえする。
「卒業したらどうするの?学校の先生になるの?」
つまみのホッケをつつきながら、恭平さんは私の将来の事を口にした。
教員を目指すなら5月~7月までに願書提出をしなければいけない。
他の道に進むにしろ教員になるにしろ、そろそろ決めないといけない時期にはなっていた。
「…まだ決めていないです。教育学部に入ったのも前の彼氏の影響だったから、絶対に教員になりたいって思いはないんですよ…」
「馬鹿な選択したねっ」