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ずっと傍に……
第21章 この愛が燃え尽きるまで…
立ち上がったのはいいけど、立ち上がった瞬間、壁に手を付き、なんとか持ちこたえる。
自分が思っているより身体も心もダメージを受けていた。
「会うの…私は友紀也に会うの!!私が誰と一緒にいるかは私が決めるの!!」
ありったけの気持ちを込めて、今の想いを叫ぶ。
この病院のどこかにいる友紀也に届くことを祈って叫び続ける。
「もう知らずにいるのやイヤ。私だけ蚊帳の外で後で知るのはイヤ。最後まで…最後まで友紀也の傍に私はいるの!!!私が誰の傍にいるかは私が決めるの。私の気持ちを決めるのは友紀也や大地くんじゃない!!私…私がっ…私がっ…わた…し…」
急に息苦しくなり呼吸ができなくなった。
また目の前がチカチカと光が飛び交い、立っていることが出来なくなりズルズルと座り込んだ。
また周りで何かを言い、バタバタと人の行き交う足音だけが耳に響く。
ぼやける視界の中で、大地くんや学先生、そして志保さんが必死に何か口にしていた。
だけどそれも聞き取れないまま、意識を手離した。
自分が思っているより身体も心もダメージを受けていた。
「会うの…私は友紀也に会うの!!私が誰と一緒にいるかは私が決めるの!!」
ありったけの気持ちを込めて、今の想いを叫ぶ。
この病院のどこかにいる友紀也に届くことを祈って叫び続ける。
「もう知らずにいるのやイヤ。私だけ蚊帳の外で後で知るのはイヤ。最後まで…最後まで友紀也の傍に私はいるの!!!私が誰の傍にいるかは私が決めるの。私の気持ちを決めるのは友紀也や大地くんじゃない!!私…私がっ…私がっ…わた…し…」
急に息苦しくなり呼吸ができなくなった。
また目の前がチカチカと光が飛び交い、立っていることが出来なくなりズルズルと座り込んだ。
また周りで何かを言い、バタバタと人の行き交う足音だけが耳に響く。
ぼやける視界の中で、大地くんや学先生、そして志保さんが必死に何か口にしていた。
だけどそれも聞き取れないまま、意識を手離した。