この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ずっと傍に……
第21章 この愛が燃え尽きるまで…
立ち上がったのはいいけど、立ち上がった瞬間、壁に手を付き、なんとか持ちこたえる。
自分が思っているより身体も心もダメージを受けていた。

「会うの…私は友紀也に会うの!!私が誰と一緒にいるかは私が決めるの!!」

ありったけの気持ちを込めて、今の想いを叫ぶ。
この病院のどこかにいる友紀也に届くことを祈って叫び続ける。

「もう知らずにいるのやイヤ。私だけ蚊帳の外で後で知るのはイヤ。最後まで…最後まで友紀也の傍に私はいるの!!!私が誰の傍にいるかは私が決めるの。私の気持ちを決めるのは友紀也や大地くんじゃない!!私…私がっ…私がっ…わた…し…」

急に息苦しくなり呼吸ができなくなった。
また目の前がチカチカと光が飛び交い、立っていることが出来なくなりズルズルと座り込んだ。
また周りで何かを言い、バタバタと人の行き交う足音だけが耳に響く。
ぼやける視界の中で、大地くんや学先生、そして志保さんが必死に何か口にしていた。
だけどそれも聞き取れないまま、意識を手離した。
/1528ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ