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ずっと傍に……
第21章 この愛が燃え尽きるまで…

―…

――…

―――…

寝返りを打つと誰かに引き寄せられ、そして腕の中
にすっぽりと包み込まれて、安心して深い眠りに落ちていく。
それを幾度となく繰り返していたような気がした。
その腕の中が気持ちよくて、二度と起きたくないと思ってしまうほど安心する腕の中だった。
深呼吸をすれば、胸いっぱいに広がる友紀也の匂い…
そう、これは友紀也の匂い。
そしてこの腕は友紀也の腕…
まだ夢をみているのか、それともただの幻なのか。
どちらでもいい。
友紀也と一緒にいられるのなら夢でも幻でも私は構わない。
以前に良くしていたように友紀也の胸にスリスリとしながら抱きつけば、ギュっと抱きしめてくれた。

『友紀也…』

幸せだった時の事が蘇り、こらえきれずに涙が零れ、嗚咽をもらしながら泣いた。
泣けば抱きしめられた腕が緩まり、私の頭を撫でてチュッとキスをしてくれた。
昔と変わらない友紀也の行動に、益々泣けてくる。

『…友紀也…会いたいよ…友紀也っ…』
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