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ずっと傍に……
第4章 少しの変化と…
前だったら、「そうですね」と平然と言っていた先生は何も言わずに黙り込んでしまった。
それにつられるかのように私も黙ってお弁当を食べ始める。
ちらりと先生のお弁当を見れば、以前と変わらず色とりどりで美味しそうに見えた。
「どれか…食べますか?」
私の視線に気がついた先生は、お弁当箱を私に差し出した。
先生の顔を見れば、どうぞというような表情で私をみつめてくれていた。
私は、先生のお弁当の中から、卵焼きを取って口に運ぶ。
「……おいしい…」
先生の卵焼きは予想外に甘くておいしかった。
「それはよかった…ではお弁当を食べたら準備をしましょうか…あまりゆっくりしていると時間が足りなくなりますよ」
「はい…」
まだ、どことなくぎくしゃくしていたけど、本当に時間が無くなりそうでお弁当を食べて準備に取りかかった。
取り掛かったと言っても、それほど大した事はない。
これだったら先生ひとりでもできたんじゃないかってぐらいの量で不思議に思いながらも、少しでも先生の傍にいられる事の方がうれしかった。
それにつられるかのように私も黙ってお弁当を食べ始める。
ちらりと先生のお弁当を見れば、以前と変わらず色とりどりで美味しそうに見えた。
「どれか…食べますか?」
私の視線に気がついた先生は、お弁当箱を私に差し出した。
先生の顔を見れば、どうぞというような表情で私をみつめてくれていた。
私は、先生のお弁当の中から、卵焼きを取って口に運ぶ。
「……おいしい…」
先生の卵焼きは予想外に甘くておいしかった。
「それはよかった…ではお弁当を食べたら準備をしましょうか…あまりゆっくりしていると時間が足りなくなりますよ」
「はい…」
まだ、どことなくぎくしゃくしていたけど、本当に時間が無くなりそうでお弁当を食べて準備に取りかかった。
取り掛かったと言っても、それほど大した事はない。
これだったら先生ひとりでもできたんじゃないかってぐらいの量で不思議に思いながらも、少しでも先生の傍にいられる事の方がうれしかった。