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ずっと傍に……
第23章 最良の日…
友紀也は泣きそうに顔を歪めた。
また、困らせたかなと思っていると、友紀也はテーブルの上で婚姻届けに名前を書き始めた。
―――桜木 友紀也
そう記された。
「…いいの?」
簡単に書いてくれると思っていなくて驚いていると、ゆっくりと私に向き直り両手を取る。
「僕には未来がありません…それでも誓いました。生涯愛しぬくと…。その言葉に偽りはありません。短い時の中でも全ての愛情を陽葵に注ぎます…そして陽葵が僕に望むことは全て叶えてあげたい…それが僕が陽葵にそそぐ愛情のひとつ…陽葵…今日からキミは桜木陽葵です。僕の正真正銘の妻です…愛しています…改めて誓いのキスを…」
そう言って、唇を重ね合わせた。
だけど今度は触れるだけの誓いじゃない。
より深く、お互いが離れる事のない最高の誓いを立てる。
友紀也の舌が私の舌を絡め取り、もう外れる事の無いように激しく絡み合っていた。
身体が火照って次に進みたくても、これより先に進むことはできなかった。
また、困らせたかなと思っていると、友紀也はテーブルの上で婚姻届けに名前を書き始めた。
―――桜木 友紀也
そう記された。
「…いいの?」
簡単に書いてくれると思っていなくて驚いていると、ゆっくりと私に向き直り両手を取る。
「僕には未来がありません…それでも誓いました。生涯愛しぬくと…。その言葉に偽りはありません。短い時の中でも全ての愛情を陽葵に注ぎます…そして陽葵が僕に望むことは全て叶えてあげたい…それが僕が陽葵にそそぐ愛情のひとつ…陽葵…今日からキミは桜木陽葵です。僕の正真正銘の妻です…愛しています…改めて誓いのキスを…」
そう言って、唇を重ね合わせた。
だけど今度は触れるだけの誓いじゃない。
より深く、お互いが離れる事のない最高の誓いを立てる。
友紀也の舌が私の舌を絡め取り、もう外れる事の無いように激しく絡み合っていた。
身体が火照って次に進みたくても、これより先に進むことはできなかった。