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ずっと傍に……
第4章 少しの変化と…
「本当によかった…君が………」

先生は何かをつぶやいたけど、ドキドキしすぎて聞き逃してしまった。

「…せん…せい…」

一瞬、抱きしめられる腕に力が入る…気がした。

「本当によかった…君が傷つかなくて」

離れる腕に寂しく思いながら、先生を見上げれば何もなかったかのような、いつもの表情だった。

「今日は、きちんと話ができてよかったです…あまり……流されないように。SEXだけが恋愛のすべてではないんですから…そろそろ時間ですね。みなさんに遅れないように伝えてください」

何かを断ち切るかのように先生は言った。
今の抱擁は何か、聞きたくてもそんな雰囲気ではない。
だけど、確実に先生は私を抱きしめてくれた。

「先生…あの…」

どうしていいのか分からずにいると、先生は廊下のドアを開けた。

「来週もお願いしますね。待っていますよ」

その一言にほっとする自分がいた。
また来ていいんだと。
今日だけのことではなかったと胸を撫で下ろす。

あれほど距離を置きたがっていたのに…やっぱり私は…先生の事が好き…

と自覚した。
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