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第23章 最良の日…

ゆっくりと確かめ合うように舌を絡ませていった。
深くなるキスに酔いしれる。
もっと欲しいと身体は次のステップを待ちわびる。
友紀也が私をうつ伏せにしてファスナーを降ろし、背中にチュッチュッと音を立てながらキスの雨を降らせ始めた。
パチッとブラのホックを外すと、身体を仰向けにして全てを取り去り、私だけ素肌を曝け出した。

「久しぶりに見ても…陽葵の身体はきれいですね…」

その言葉が恥ずかしくて両手で胸を隠すと、その手を取られて頭の上で固定された。

「抵抗は許しませんよ…今日は陽葵の全てを僕にください…」

「…最後まで…するの？」

真剣な友紀也の瞳を見て聞くと、ゆっくりと頷いた。

「正直…体力的に何度もということは無理だとは思いますが…陽葵を気持ちよくさせる方法ならいくでもあります…心配しなくてもいいですから…学先生の許可はもらっています…」

学先生の言葉を思い出して、こういうことだったんだと理解した。
だけど、そうなると…今、私たちが何をしているか学先生は知っているということで、顔から火が出るほど恥ずかしかった。