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ずっと傍に……
第23章 最良の日…
「陽葵には刺激が足りませんか?」
ゆっくりと動く友紀也は、クリを擦りながら刺激を与えてくる。
「クリはっダメっ…私も、友紀也を感じたいの」
身体を重ねるのはこれが最後だということをお互いに分かっていた。
だから時間が許す限り重ねていたい。
身体の快楽より、そっちのほうが重要だった。
「陽葵が望むのであれば…」
クリから指を離し、ゆっくりと奥を突きながら、私の感じる場所を責めてくる。
程よい快楽は自我を保ち、友紀也と繋がれた部分を感じることが出来た。
そしてキスをしながらふたりだけの時間を共に共有する。
それは幸せな時間だった。
永遠に続けば良いと願わずにはいられない程、本当に幸せな時…
「陽葵っ…すいません…限界ですっ」
友紀也は荒い息をしながら顔を歪ませて口にした。
まだまだ繋がっていたいと思うけど、これ以上友紀也の身体に負担をかけさせるわけにはいかない。
「いいよ…友紀也…私の中でイって」
そう告げると、友紀也は一度動きを止めて呼吸器で息を整える。
何度か呼吸を繰り返せば、おさまったようだった。