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ずっと傍に……
第23章 最良の日…
「辛い?私が上になろうか?」
呼吸器をつけるほど辛いのかと思い口にすれば、友紀也は私を抱きしめて耳元で囁く。
「大丈夫ですよ。陽葵と一緒にイクために整えただけです…最後に一緒にイキましょう…僕の全てを受けとめてください。」
そう言いながら腰を動かし始めた。
最初から激しく、一番奥深くまで突いてくる。
子宮に当たり、快楽が全身を駆け巡る。
先ほどまでの余裕はなくなり、以前と変わらない友紀也に翻弄される。
「ユキッ…友紀也っ!!アアアアッ…激しっ…アアアッ…ユキッの…身体もたないっ…」
友紀也の身体が怖くて合間合間に言葉にしても、友紀也の動きが止まることない。
お互いが一緒にイケるように激しく腰を振り、激しくなる息遣いに怖くなる。
このまま友紀也がいなくなったらと思うと、子供が欲しいと我儘を言った自分が馬鹿だと分かる。
「…やめてっ…友紀也っ…死んじゃうよっ…」
友紀也の腕にしがみついて懇願すれば、私の心とは裏腹に友紀也はニヤリと笑う。
「こんなところで…死んだりはしませんよ……ですが…陽葵の上で……死ねるのなら本望ですね……」