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ずっと傍に……
第24章 正直になれなくて…
後悔しても、一度口から出てしまった言葉を取り消すことなんて出来ず、気まずい雰囲気だけが残った。
静まり返るリビングに時計の秒針の音だけが響いていた。

「また、明日来るわね」

溜息を付いたママはそう言って立ち上がり、寂しそうに微笑んだ。
その笑顔が、今の私には辛すぎる…

「来なくていい…来てもドアは開けない。チェーンしてるから真鍋さんから合鍵貰っても入れないから」

そう言って、ママの腕を乱暴につかんで玄関から追い出した。
ドアの向こうではママのすすり泣く声が聞こえてきた。
それを聞きたくない私は鍵とチェーンをして寝室に逃げ込んだ。
ベッドの上にはユキが座っていて両手で私を受け止めてくれる。
私はユキに抱き付いて涙を流す。
ユキは何も言わずに、ただただ背中を撫で私が落ち着くのを待っていてくれた。

「ユキ…抱いて…全てを忘れたい…」

「陽葵が望むのであれば…今日も部屋を出ることなく愛してあげます」

私の言葉に頷いたユキを私は押し倒した。
見上げる目力に誘われるかのように、私はユキにキスをする。
舌を差し込み、ユキの舌を捉えて無我夢中に貪り快楽を得ようとする
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