この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ずっと傍に……
第24章 正直になれなくて…
後悔しても、一度口から出てしまった言葉を取り消すことなんて出来ず、気まずい雰囲気だけが残った。
静まり返るリビングに時計の秒針の音だけが響いていた。
「また、明日来るわね」
溜息を付いたママはそう言って立ち上がり、寂しそうに微笑んだ。
その笑顔が、今の私には辛すぎる…
「来なくていい…来てもドアは開けない。チェーンしてるから真鍋さんから合鍵貰っても入れないから」
そう言って、ママの腕を乱暴につかんで玄関から追い出した。
ドアの向こうではママのすすり泣く声が聞こえてきた。
それを聞きたくない私は鍵とチェーンをして寝室に逃げ込んだ。
ベッドの上にはユキが座っていて両手で私を受け止めてくれる。
私はユキに抱き付いて涙を流す。
ユキは何も言わずに、ただただ背中を撫で私が落ち着くのを待っていてくれた。
「ユキ…抱いて…全てを忘れたい…」
「陽葵が望むのであれば…今日も部屋を出ることなく愛してあげます」
私の言葉に頷いたユキを私は押し倒した。
見上げる目力に誘われるかのように、私はユキにキスをする。
舌を差し込み、ユキの舌を捉えて無我夢中に貪り快楽を得ようとする
静まり返るリビングに時計の秒針の音だけが響いていた。
「また、明日来るわね」
溜息を付いたママはそう言って立ち上がり、寂しそうに微笑んだ。
その笑顔が、今の私には辛すぎる…
「来なくていい…来てもドアは開けない。チェーンしてるから真鍋さんから合鍵貰っても入れないから」
そう言って、ママの腕を乱暴につかんで玄関から追い出した。
ドアの向こうではママのすすり泣く声が聞こえてきた。
それを聞きたくない私は鍵とチェーンをして寝室に逃げ込んだ。
ベッドの上にはユキが座っていて両手で私を受け止めてくれる。
私はユキに抱き付いて涙を流す。
ユキは何も言わずに、ただただ背中を撫で私が落ち着くのを待っていてくれた。
「ユキ…抱いて…全てを忘れたい…」
「陽葵が望むのであれば…今日も部屋を出ることなく愛してあげます」
私の言葉に頷いたユキを私は押し倒した。
見上げる目力に誘われるかのように、私はユキにキスをする。
舌を差し込み、ユキの舌を捉えて無我夢中に貪り快楽を得ようとする