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ずっと傍に……
第24章 正直になれなくて…
今までエッチな事をしていたことがばれないように鏡の前でチェックしていると、部屋のチャイムがなった。
「ね~ユキ…ユキはどうする?」
リビングに移動して声をかけてもユキの姿はどこにもなく、物音ひとつしなかった。
最初からユキなんていなかったかのようにシーンと静まり返っていた。
「相変わらず…」
ユキは隠れるのが得意だ。
ママが毎日顔を出してくれていた時も、チャイムが鳴るたびに何も言わずに隠れていた。
そして帰れば、何もなかったかのようにひょっこりと現れる。
隠れるところはそれなにあるけど、いつもどこに隠れているのか探し出せないでいる。
かくれんぼしたら鬼にならないタイプだと思いながらどこに隠れているか分からないユキに声をかける。
「千佳と咲に上がってもらうからね~」
返事がないのもいつものことで、玄関のドアを開けた。
お葬式以来会っていなかったふたりは、どんな顔をしていいのか分からないと言った表情をしていた。
「ね~ユキ…ユキはどうする?」
リビングに移動して声をかけてもユキの姿はどこにもなく、物音ひとつしなかった。
最初からユキなんていなかったかのようにシーンと静まり返っていた。
「相変わらず…」
ユキは隠れるのが得意だ。
ママが毎日顔を出してくれていた時も、チャイムが鳴るたびに何も言わずに隠れていた。
そして帰れば、何もなかったかのようにひょっこりと現れる。
隠れるところはそれなにあるけど、いつもどこに隠れているのか探し出せないでいる。
かくれんぼしたら鬼にならないタイプだと思いながらどこに隠れているか分からないユキに声をかける。
「千佳と咲に上がってもらうからね~」
返事がないのもいつものことで、玄関のドアを開けた。
お葬式以来会っていなかったふたりは、どんな顔をしていいのか分からないと言った表情をしていた。