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ずっと傍に……
第24章 正直になれなくて…
ふたりして手を繋いで20分もあるけば、いつも通っていたスーパーに辿り着きカートを押して店内を回り、野菜と肉と魚を適当にカゴに入れて行く。

「ユキは欲しいものないの?」

「僕が欲しいのは陽葵だけですよ」

耳元で囁かれてゾクリと身体が震える。

「もう、食べ物の話なんだって」

「それも陽葵が作る物ならなんでもいいですよ。陽葵の食事が一番おいしいです」

甘い言葉は耳に心地よい。
甘い物が好きなユキのためにシュークリームとアイスもカートに入れてレジに並んだ

「これで数週間は持つよね?」

「陽葵の食欲が戻れば足りないかもしれませんよ」

クスクスと笑いながら意地悪をいうユキをバシッと叩いて、プィと顔を背けると、「ごめんごめん」と謝って抱き付いてくる。

「ここ、外だって…」

そう言っても離れる様子のないユキに呆れながら、まぁいいかと抱き付かれたままお会計を済ませた。
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