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ずっと傍に……
第24章 正直になれなくて…
ベランダからふたりの乗った車が出ていくのを確認して、ユキを探しに行くために玄関に向かった。
その時に見えてしまった…友紀也の写真…
笑顔で私を見つめてくる。
最高の笑顔…
ドクンッ
と心臓が跳ねた。
ドクンッ
ドクンっ
とまた心臓が跳ねる。
友紀也は私の前から消えた…
友紀也がこの世をさったあの日。
もう帰って来ないと分かった絶望感。
ユキもまた私の前から消える…
それが友紀也と重なる。
このままユキが帰って来なかったらどうしようと不安だけが大きくなり、心臓が痛くなる。
ハッハッハッハッハッ
と浅く小さく…だけど空気が身体の中に入ってこない。
苦しい…
苦しい…
苦しい…
「っユキ……」
その時に見えてしまった…友紀也の写真…
笑顔で私を見つめてくる。
最高の笑顔…
ドクンッ
と心臓が跳ねた。
ドクンッ
ドクンっ
とまた心臓が跳ねる。
友紀也は私の前から消えた…
友紀也がこの世をさったあの日。
もう帰って来ないと分かった絶望感。
ユキもまた私の前から消える…
それが友紀也と重なる。
このままユキが帰って来なかったらどうしようと不安だけが大きくなり、心臓が痛くなる。
ハッハッハッハッハッ
と浅く小さく…だけど空気が身体の中に入ってこない。
苦しい…
苦しい…
苦しい…
「っユキ……」