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ずっと傍に……
第4章 少しの変化と…
「先生の事はそれからじゃない?あと1年もたたずに卒業だよね。卒業したら教師と生徒じゃなくなるんだから、そこからがスタートなんじゃない?」
「そうだね。卒業したらつきあえない理由なくなるよね。」
「でしょう?あとは陽葵次第。だったら、きちんとするべきなんじゃない?桜木にもちゃんと言えるように、きちんとしとかないと。でしょう?」
卒業したら教師と生徒じゃなくなる…
その言葉が頭の中をグルグルと回る。
先生は口癖のように教師と生徒ですよと言う。
それがなくなれば?
少しは望みが出てくる?
「…話してみる…大地くんにちゃんと…話して…謝って…」
「あっ…でもね。桜木の事は言わない方がいいよ。身近な相手に負けたってなると男として嫌だろうから」
「……うん……」
色々アドバイスをもらい、大地くんに別れ話をする決心ができた。
大切にしてくれていたのに申し訳ないと伸ばしていたけど、それこそが大地君に失礼な事だと気がつくことができた。
大地くんは良い人だから、私より素敵な彼女がすぐにできると思う。
その出会いを消さないために…大地くんに別れを言おうと決めた。
「そうだね。卒業したらつきあえない理由なくなるよね。」
「でしょう?あとは陽葵次第。だったら、きちんとするべきなんじゃない?桜木にもちゃんと言えるように、きちんとしとかないと。でしょう?」
卒業したら教師と生徒じゃなくなる…
その言葉が頭の中をグルグルと回る。
先生は口癖のように教師と生徒ですよと言う。
それがなくなれば?
少しは望みが出てくる?
「…話してみる…大地くんにちゃんと…話して…謝って…」
「あっ…でもね。桜木の事は言わない方がいいよ。身近な相手に負けたってなると男として嫌だろうから」
「……うん……」
色々アドバイスをもらい、大地くんに別れ話をする決心ができた。
大切にしてくれていたのに申し訳ないと伸ばしていたけど、それこそが大地君に失礼な事だと気がつくことができた。
大地くんは良い人だから、私より素敵な彼女がすぐにできると思う。
その出会いを消さないために…大地くんに別れを言おうと決めた。