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ずっと傍に……
第24章 正直になれなくて…
私が倒れたのは買い出しに行った事が原因だとユキは思っているようだった。
本当の理由は…
「もう帰ってこないのかと思った…友紀也みたいに、私を置いてどこかにいっちゃったのかもしれないって…もう一人はイヤ…あんな想いをするのはイヤ…」
友紀也がいなくなった時の事が蘇り、また息苦しくなる。
ドクンッ…
ドクンッ…ドクンッ…
「陽葵っ…ゆっくりと深呼吸しましょう…いいですね。ゆっくりですよ」
状況を理解したユキは、私の背中を擦りながら大袈裟に深呼吸をして私の呼吸を整えていく。
何度も何度もユキの呼吸に合わせると、苦しかった呼吸も楽になった。
「ユキ…私…」
「思い出させてしまったようですね…最近は落ち着いていたのに……このまま少し眠りましょうか…抱きしめていますから…」
背中をポンポンと擦りながら眠りに誘う。
過呼吸を起こしそうになったからなのか、気だるくて眠りたかった。
「起きたらちゃんといてね…」
「もちろん傍にいますよ。ですから安心して眠ってください…愛していますよ。」
触れるだけのキスをして、ユキの胸に顔を埋めた。
本当の理由は…
「もう帰ってこないのかと思った…友紀也みたいに、私を置いてどこかにいっちゃったのかもしれないって…もう一人はイヤ…あんな想いをするのはイヤ…」
友紀也がいなくなった時の事が蘇り、また息苦しくなる。
ドクンッ…
ドクンッ…ドクンッ…
「陽葵っ…ゆっくりと深呼吸しましょう…いいですね。ゆっくりですよ」
状況を理解したユキは、私の背中を擦りながら大袈裟に深呼吸をして私の呼吸を整えていく。
何度も何度もユキの呼吸に合わせると、苦しかった呼吸も楽になった。
「ユキ…私…」
「思い出させてしまったようですね…最近は落ち着いていたのに……このまま少し眠りましょうか…抱きしめていますから…」
背中をポンポンと擦りながら眠りに誘う。
過呼吸を起こしそうになったからなのか、気だるくて眠りたかった。
「起きたらちゃんといてね…」
「もちろん傍にいますよ。ですから安心して眠ってください…愛していますよ。」
触れるだけのキスをして、ユキの胸に顔を埋めた。