パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第25章 約束…

「思ってないけど…一緒にいると苦痛なの…大切だと思ってるのに一緒にいると苦痛で辛い…そう思うと、ママと同じで傷つけることしか言えない…だったら会わないほうがいい…そうしたら傷つけずにすむ…だって大切だから大切だから傷つけたくない」

「だったらそれを自分の口から言ってやらなきゃ…言葉にしないと伝わらないよ。伝わらなければ意味がない。それと同じで既読だけじゃ意味がないと思わない？たった一言だけで良い…その一言でみんなが安心する。」

蒼の言いたいことは分かる。
分かるけど、それができないから辛い私の気持ちも分かって欲しい。

「不満そうな顔してんな…はっきり言うけど…今の陽葵、最低だって気が付いてる？誰も何も言わないからってそれに甘えて、自分の気持ちだけ言い放って相手傷つけて…自分が傷ついてるから相手を傷つけても許される？甘ったれんな！！自分だけが不幸だと思うな。自分だけが辛く苦しんでいると思うな！！陽葵の知らないところでみんな苦しんでるんだ…そんな…みんなの気持ち少しは気付けよ…考えろよ！！」