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ずっと傍に……
第25章 約束…
一向にLINEに打ち込まない私を急かすことなく蒼は待っていてくれた。
それさえも心地よいと思う。
その心地よさに誘われて、ゆっくりと、止まりながらもLINEを送った。
『今日は、蒼が来て怒られちゃった…
咲…
千佳…
この前はごめんね…
まだ、ふたりに会うのは怖い。
会って傷つける言葉を言いそうで怖い。
だから、もう少し待っててくれる?』
こちらも直ぐに既読になり、最初に返事が来たのは千佳だった。
『陽葵のば~か』
その一言に噴出してしまった。
何々?と覗く蒼に千佳のLINEを見せると、千佳さんらし~と言って笑った。
笑っていると千佳からもう一通届いた。
『蒼くん、見た目もカッコいいけど、陽葵を怒るなんてつわものだね。
惚れ直したわ(笑)
陽葵…
友達だから喧嘩もする。
それは相手を想っているから。
大切に想うからエネルギーを使ってでも言い合い、喧嘩もするんだと思う。
もし、どうでもいい存在だったら、きっと喧嘩もしないよ。
そう思う。
だから…
何があっても私たちは友達だからね。
陽葵が気持ちが落ち着くまで待ってるから…』
それさえも心地よいと思う。
その心地よさに誘われて、ゆっくりと、止まりながらもLINEを送った。
『今日は、蒼が来て怒られちゃった…
咲…
千佳…
この前はごめんね…
まだ、ふたりに会うのは怖い。
会って傷つける言葉を言いそうで怖い。
だから、もう少し待っててくれる?』
こちらも直ぐに既読になり、最初に返事が来たのは千佳だった。
『陽葵のば~か』
その一言に噴出してしまった。
何々?と覗く蒼に千佳のLINEを見せると、千佳さんらし~と言って笑った。
笑っていると千佳からもう一通届いた。
『蒼くん、見た目もカッコいいけど、陽葵を怒るなんてつわものだね。
惚れ直したわ(笑)
陽葵…
友達だから喧嘩もする。
それは相手を想っているから。
大切に想うからエネルギーを使ってでも言い合い、喧嘩もするんだと思う。
もし、どうでもいい存在だったら、きっと喧嘩もしないよ。
そう思う。
だから…
何があっても私たちは友達だからね。
陽葵が気持ちが落ち着くまで待ってるから…』