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ずっと傍に……
第25章 約束…

「ユキ…?」

蒼が帰り寝室に行けばユキは気持ちよさそうに眠っていた。
そのベッドに座ってユキの髪の毛を撫でてホッとする。
蒼の存在にホッとしても、まだまだ私にはユキは必要で、手離せない私の安定剤。
きっとユキを手離すことなんてできないとこの頃思うようになっていた。
だけど、いつかはユキも消える…
私に家族がいるように、ユキにはユキの家族が必ずいるはずだから。
髪の毛を撫でていると、ユキは身じろぎ起きたようだった。

「んっ…陽葵…おかえり…なさい…」

寝ぼけても敬語で話すほど普通になっていた。
私の為だけに口調を変えて傍にいてくれるユキを離したくないと思う。

「どうしたんですか?…嫌な事でもありましたか?」

「ううん…大丈夫…蒼がね。スーパーのおばさんたちにビシッと言ってくれてすっきりしたの」

「そうですか、それはよかったですね。でも浮かない顔をしていますよ…」

心配そうに身体を起こして聞いてくるユキに抱き付いた。
そすると当たり前のように背中に腕を回し抱きしめてくれる。
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