この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ずっと傍に……
第25章 約束…
初めて聞く、ユキの弱音。
私の傍で私を支えてくれている裏で、自分が誰なのか分からず苦しんでいたユキ。
どんな思いで私を抱いてくれていたんだろう。

「陽葵??」

考え込んでいると、ユキが心許ない表情で私の名前を呼んだ。

「私も、まだユキには傍にいて欲しい…ユキがいない生活なんて想像もできない…ユキに家族がいるならって寂しいけど帰してあげなきゃって思ったけど…。まだ傍にいてくれる?」

「陽葵が望むのであれば、いつまでも傍にいますよ…それが約束…出会った時に約束したことです」

約束したこと。
私の心が癒されるまで傍にいてくれるという約束。

「うん…約束だよ…私の心が癒されるまで…ずっと傍にいてね」

私の心が癒されることなんてあるのだろうか
友紀也を亡くした悲しみが消える事なんてあるのだろうか。
それは分からない。
だけど、私の心が癒されるまで傍にいてくれるというのなら、何も考えずにユキの傍にいよう。
それで、きっとユキも救われる。
一緒にいることでお互いが救われるのなら、ずっとこのままがいい…
/1528ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ