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ずっと傍に……
第25章 約束…
ママはそのままキッチンにたち、まだ何かを作っているようだった。
覗けばシチューのルーを入れて混ぜていて、私はママと一緒にキッチンにたった。
「ママ…」
「ん?どうしたの?」
「うん…あのね…」
ママはお鍋を掻き混ぜながら私が話すのを待っていた。
「この前は…酷い事言ってごめんなさい…ずっとLINEにも返事しなくて…ごめんなさい」
やっと言えることが出来た。
LINEでは謝ったけど、直接謝りたかった。
ママは掻き混ぜる手を止めて私を抱きしめた。
「いいのよ…陽葵が元気に姿を見せてくれたらそれでいいの…それだけで十分…良く帰ってきてくれたわね…」
「…ママ…」
ママの言葉に涙が溢れてきた。
あんな酷いことを言ったのに、暖かく迎え入れてくれたママとパパの想いに涙しかでてこない。
「あらあらっ…相変わらず泣き虫ね」
フフフッと笑いながら優しく背中を撫でて泣き止むまで抱きしめてくれた。
そんな私をパパと蒼が優しい瞳で見守ってくれていたことは知らなかった。
ただ私は、ママたちの愛情がうれしくて涙を流していた。
覗けばシチューのルーを入れて混ぜていて、私はママと一緒にキッチンにたった。
「ママ…」
「ん?どうしたの?」
「うん…あのね…」
ママはお鍋を掻き混ぜながら私が話すのを待っていた。
「この前は…酷い事言ってごめんなさい…ずっとLINEにも返事しなくて…ごめんなさい」
やっと言えることが出来た。
LINEでは謝ったけど、直接謝りたかった。
ママは掻き混ぜる手を止めて私を抱きしめた。
「いいのよ…陽葵が元気に姿を見せてくれたらそれでいいの…それだけで十分…良く帰ってきてくれたわね…」
「…ママ…」
ママの言葉に涙が溢れてきた。
あんな酷いことを言ったのに、暖かく迎え入れてくれたママとパパの想いに涙しかでてこない。
「あらあらっ…相変わらず泣き虫ね」
フフフッと笑いながら優しく背中を撫でて泣き止むまで抱きしめてくれた。
そんな私をパパと蒼が優しい瞳で見守ってくれていたことは知らなかった。
ただ私は、ママたちの愛情がうれしくて涙を流していた。