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ずっと傍に……
第2章 先生が好き…
「先生!大好きっ!」
準備室を出るときに想いを口にすれば呆れたような顔を私に向ける。
「そおいうことは本当に好きな人に言ってください。」
「だから先生に言ってます。私、先生の事大好きです」
何度も好きだと伝えるから本気だと伝わらない。
こんなに先生の事を想っているのに…どうやったら伝わる?
「キミたちの年齢なら先生に憧れるのも分かりますが…僕と言うのが不思議ですね」
大好きと連呼する私に不思議顔をする始末。
まぁ、先生が悩む気持ちも分からなくもない。
おしゃれに興味がないのか、ヨレヨレのスーツにぼさぼさの頭、そして黒のフレームのメガネをはめていて、いかにも僕はもてません!という格好をしている。
実際に生徒からは、そんなに人気はない。
それでも私は先生が良い。
理由なんてないの。
「理由なんて必要ですか?好きな物は好き!それだけです」
そうはっきり言葉にすると、先生は返事をすることなく、ただ笑ってくれた。
準備室を出るときに想いを口にすれば呆れたような顔を私に向ける。
「そおいうことは本当に好きな人に言ってください。」
「だから先生に言ってます。私、先生の事大好きです」
何度も好きだと伝えるから本気だと伝わらない。
こんなに先生の事を想っているのに…どうやったら伝わる?
「キミたちの年齢なら先生に憧れるのも分かりますが…僕と言うのが不思議ですね」
大好きと連呼する私に不思議顔をする始末。
まぁ、先生が悩む気持ちも分からなくもない。
おしゃれに興味がないのか、ヨレヨレのスーツにぼさぼさの頭、そして黒のフレームのメガネをはめていて、いかにも僕はもてません!という格好をしている。
実際に生徒からは、そんなに人気はない。
それでも私は先生が良い。
理由なんてないの。
「理由なんて必要ですか?好きな物は好き!それだけです」
そうはっきり言葉にすると、先生は返事をすることなく、ただ笑ってくれた。